【投資入門】人類最大の発明 複利の威力
どうもー!サラマンです🐷
今日は複利の威力についてまとめてみたいと思います。
あのアインシュタインも『人類最大の発明』と呼んでいます。
複利の威力って本当にすごいです。計算してみてびっくりしました。
では本題にいきましょうー!
利息の付き方には単利、複利の二種類あります。
⭐️単利
単利とは、「預けた元本のみ利息が付くタイプの金利」です。例えば100万円を1年間預けると、4%の利息が付く商品があるとしましょう。これを10年間預け続けた場合の利息は下記です。
✔︎1年目 1,000,000円 × 4% = 4万円
✔︎2年目 1,000,000円 × 4% = 4万円
✔︎3年目 1,000,000円 × 4% = 4万円
✔︎4年目 1,000,000円 × 4% = 4万円
✔︎5年目 1,000,000円 × 4% = 4万円
…
✔︎10年目 1,000,000円 × 4% = 4万円
○合計 1年目から10年目の合計金額が1,400,000円
1,000,000円が10年後には140万円になります。
これが預けた元本のみ毎年利息をもらうタイプの金利、単利です。
⭐️複利
複利とは、「支払われる利息を最初の元本に組み入れ、これを新しい元本として再度運用していくタイプの金利」です。単利の時と同じく、例えば100万円を1年間預けると、4%の利息が付く商品があるとしましょう。これを10年間預け続けた場合の利息は下記です。
✔︎1年目 1,000,000円 × 4% =1,040,000円
✔︎2年目 1,040,000円 × 4% =1,08,1600円
✔3年目 1,08,1600円 × 4% =1,124,864円
✔4年目 1,124,864円 × 4% =1,169,985円
✔︎5年目 1,169,985円 × 4% =1,2166,529円
…
✔︎10年目 1,423311円 × 4% = 1,480,244円
○合計 1年目から10年目の合計金額が 1,480,244円
単利の場合、1,000,000円が10年後には1,400,000円
複利の場合、1,000,000円が10年後には1,480,244円
10年(利回り4%)だと単利と複利の差は80,244円でした。
20年の場合はいかがどうでしょうか。
単利の場合、1,000,000円が20年後には1,800,000円
複利の場合、1,000,000円が20年後には2,191,123円
20年(利回り4%)だと単利と複利の差は391,123円です。
まさに複利は雪だるま式というのはこんな感じですね。
ちなみにクレジットカードのリボ払いも複利計算です。おそろしや。
今回のケースは最初に100万円を入れた場合の複利計算でした。
これを仮に積立タイプにして運用した場合はどうでしょうか。
毎月5万円 利回り4%で20年間運用した場合を見てみましょう。
20年後の積立金額は1億2,000万円で内633.9万円が運用収益になります。
複利での運用凄いですね。
ただ、こちらのシュミレーション は毎年継続して4%を運用益として回せた場合であり、実際の運用はシュミレーション と異なる場合があります。
現在日本では預金金利が0.001ですので、同じように20年預けた場合運用利益は1,195円です。うーん、インフレリスクを加味するとミドルリスク、ノーリターンってところです。
利回りについての余談ですが、
投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏の運用成績(利回り)は、1965年から2017年までの運用成績で約年利20%と言われています。化け物です。
1年2年という短期間で見れば、普通の人でも利回り20%を超えるということもあるかもしれませんが、その成績を10年20年と継続的に出すことは至難のワザです。
そんなことができるのなら、ウォーレンバフェット氏と同じく世界的に有名なお金持ちになっているでしょう。
月利○○%!年利○○%!!などの投資商品もありますが、20%よりも高い利回りを継続して出せると言われるような投資商品はほぼ100%【ぼったくり】です。
投資信託の平均的な期待リターンが4%〜6%程と言われてます。
利回り20%以上は基本的に詐欺を疑ってかかった方が良さそうです。
投資の神様の成績はさておき、一般に株式投資の利回りはざっくりこれぐらいです(過去10~30年のデータに基づく)。
●日本株の利回り:3~5%前後
●米国株の利回り:7~9%前後
米国株は直近10年の利回りは年10%
2013年に比べ2020年は2倍になってます。
米国株の成績が素晴らしいです。
GAFAMの時価総額もこの10年で日本を追い抜いております。
まだまだ伸びていくのではないかと思ってます!
私も複利の力をうまく使って資産運用していきたいと思います!
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